骨盤を安定させることの大事さ、体の可能性

ヨガのポーズをするときに大事なことは沢山ありますが、今日は骨盤を安定させることの大事さについてお伝えします。

なぜかというと、平昌オリンピックに出場するスピードスケートの選手が、メダルを獲るという結果よりもどうしたら自分のフォームを完全に得て滑ることができるか、という視点から研究されているプログラムの中で、「ヒップロック」が大事だということにピン!ときたからです。

スピードスケートは股関節の可動域をいかに広げて、しかも風の抵抗を最小限にしていかに最大のスピードを出すか、まあそれだけではないことは明白ですが、オリンピック代表選手が自分のフォームを確実なものにするために骨盤を安定させて滑ることがポイントと言っていたのです。

骨盤は本来安定しているものですが、そこから大きく動く足の骨が関節で繋がっています。その足が大きく広がれば可動域が広くなり柔軟性が高い、といわれていきます。でもただ可動域を広げるだけではなくそれを保持するための筋力も育んでいかないとなりません。柔軟性と筋力が求められます。

解剖学的な話は専門家にお任せして、ヨガのポーズからいうと、左右の足を前後に出す「ランジのポーズ」がわかりやすいかと思います。

画像があればいいのですが・・

前足と後ろ足の使い方が違い、それぞれのバランスを骨盤に太ももの骨をはめ込んでいくことで確実に安定したものにしていきます。

具体的にいうと、後ろ足は太ももを外側にしながらも力強く支え、直角に曲げる前足は膝から上の太ももの骨を骨盤に向かってはめ込みます。それを筋肉を使ってしていくのです。骨盤の位置を左右整えることで安定さが増し、上半身がより伸びやかに伸ばせるようになっていきます。

ヨガのポーズをより快適に安定させるために細かく見ていき動かしていくことにより、結果として骨盤内の繊細な筋肉が使われ、それに付随して自立神経が整っていく方向へと促していきます。

体の素晴らしい能力を引きだすために、「もうできない」という思考がそこへの抵抗を生み出します。それはこれまでの体の機能から判断してここまでという制限を作り出し、体を安全に守っているからです。

私はヨガをして体と向き合いながら、その可能性へと今も驚かされています。自分の許容範囲を作っているのは自分の思考で、ポーズを取りながらその許容の兼ね合いを探り制限を外すことが面白くて、ますますヨガの深さ、体の能力の神秘さに惹かれています。

Kou